ヌアッド・タイ(タイ古式マッサージ)がユネスコ無形文化遺産になりました。
2019年12月、タイ古式マッサージは、ヌアッド・タイとしてユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました!
以下、BBC NEWSより引用(https://news.goo.ne.jp/article/bbcworldnewsjapan/world/bbcworldnewsjapan-50771644.html):
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ユネスコは、タイマッサージは「農業で筋肉痛になった村人が施術者にマッサージしてもらうという、かつてのタイの農民社会におけるセルフケアに根付いた」ものだと評価している。
従来のマッサージとは異なり、タイマッサージでは通常、一連の様々な体勢を取るなど、多くの動きを伴う。
施術者は、手だけではなく前腕や膝も使って圧をかける。マッサージオイルは使用しない。
ユネスコによると、無形文化遺産は、「人々が歌う民謡や、語り継がれる民話のような」世代を超えて継承すべき伝統や慣習などが登録の対象になる。
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タイマッサージを学ぶことは、これから「ユネスコ」に登録された他国の文化的身体技法を身に着ける、ということになります。
「文化」、「身体技法」という言葉は、文化人類学ではとっても意味深いものです。
今後の臨タイでは、そのあたりの知識もしっかりお伝えできればと思います。
※ヌアッドnuad→タイ語でマッサージというような意味