私はタイマッサージを仕事にしていますが、高齢の方や体に不調のある方に接する機会もありますので、そういう場合の事をもっと学びたいと思い臨床タイ式セラピスト養成講座を申込みしました。
前期講座では体の感覚や呼吸器群へのアプローチなど私にとって新しいことをとてもわかりやすく学べました。
また、タイや日本のタイマッサージスクールで今まで習ってきたタイ式の技の、本当の使い方がわかるようになった講座だと思います。高齢者向けのタイ式セラピーを学ぶことによって、セラピストとしてどんなお客様にも対応できる安心感を自分自身が持てるようになったのは、とても大きな収穫でした。
デイサービスの実習は、初めての経験でかなり不安もありましたが、講座で習ったタイ式セラピーで私が思いもしない程、高齢者の方に喜んでもらったりとても良い雰囲気の中での実習を体験することが出来ました。将来私も年をとった時にはタイ式セラピーをしてもらえたらとても嬉しいし幸せだな、と想像してもっと学びたいと思いましたし、このような活動が広がっていくと素敵だと思いました。
後期講座のタイ式概論の講座と実習では、身体を整えることで心にも変化が起きることを実際に体験しました。タイ式の心身調整の力を再確認してその素晴らしさを心に落とすことができました。本当にタイ式を知る全ての人に知ってもらいたいと思う内容で、セラピストとしての在り方やタイ式セラピーの可能性など、石田先生の思いの深さを感じる講座に感動しました。
臨床タイ式セラピスト養成講座を受講したことで新しい経験をさせて貰い、セラピストとしても成長させていただいたと、現在はとても実感しています。
講座を作っていただいた先生方や研究会の皆様に本当に感謝いたします。
受講のきっかけは、「緩和ケア」にいどむ家族、家族やサロンに高齢の方がいることでした。タイマッサージセラピストである自分に何ができるのか。また何をしてはいけないのかを理論づけて学びたいと強く思っていました。そんな時に「臨床タイ式セラピスト養成講座」をみつけました。まさにドンピシャでした。
前期講座では具体的な症状について理論に基づいて具体的なアプローチ方法を学び、「何ができて、何をしてはいけないのか」という不安を随分、解消することができました。サロンワークにも大いに役立つものでした。
前期講座終了後、更に掘り下げて学びたいという思いに駆られ、後期講座受講を決意しました。
タイマッサージを念頭に置いて、各分野の専門家の方々が講義をしてくださることは貴重な機会です。医者でも、看護師でも、療法士でもない、「リラクゼーションのプロ」としてのセラピストの役割と立ち位置を明確にできたことは私にとって道しるべとなる貴重な学びでした。タイマッサージを単に「する人」、「させる人」という関係だけでなく、医療・介護、教育、地域社会、家庭などの「現場」で、心身調整法として活用できる「臨床タイ式セラピー」の大きな可能性を認識することができました。
現在、デイサービスで臨床タイ式セラピストをさせていただいています。お一人実質 20分か30 分ほどの施術ですが、皆様それぞれの方法で心からの感謝を伝えてくださいます。させていただいた者も癒される「互いの至福の時」でもあります。スタッフの方々と連携しながら、利用者の方々の健康状態や生活の質の維持・向上に貢献できていれば幸いです。
講座をとおして超高齢化、人間関係が希薄ぎみな現代社会において「臨床タイ式セラピスト」の役割は増える一方であることを痛感いたしました。「臨床タイ式セラピスト」が社会に認知され、活躍の場が増えますよう、活動されている研究会に感謝いたします。
前期を受けてみようと思ったのは、講座に対して受講料の値ごろ感があったからです。
高齢者だけでなく、普段のセラピーでも、講座で勉強した内容を知っていた方がいいなと直感的に思ったからです。それと、時代的にも年齢層が上がってきており、いろんな病気をお持ちの方や、薬を服用しながら通常の暮らしをされている方も多くなっていると思います。
体に関して仕事をしていく上で、体のこと、病気のこと、薬のことなどを知ること、勉強することは自分の為であると思い受講しました。
前期が終わって感じることは、あっという間に終わってしまった、という内容の濃さと、すべてを理解して消化することの難しさです。ただし、気をつけるポイントや知っておいた方がいいポイントは何となく分かったので、もう一度、その辺りを中心に復習しなくてはいけないなと思っています。
前期受講を終えて、講座の実技などで感じたことや座学で学んだことを踏まえ、普段の施術でも意識しています。他の受講メンバーの方にしていただいて気持ちよかったこと、リラックスできたことなどを、少しずつですが、実践しています。お客様から「本当にリラックスできました」というお声をいただいたときは本当にうれしく思いました。
また、ヘルパーの仕事でも高齢の方にどう接していくのがよいか、考え、学びの場として実践するようにしています。
将来的にも、高齢の方と関わる仕事をしていきたいと思っているので、今後につなげたいと思っています。
上記の「前期の感想」をふまえ、せっかく近くで学べる場があるのだら・・(自転車圏内で)と思い、勢いで、受講を決めました。
後期内容も、今現在のタイマッサージの仕事と、介護のヘルパーの仕事に活かせると思います。
また、今後も人や体に関わっていきたいので、たくさんのいろいろな専門家の先生の講座を受けて自分の仕事につなげたいと思っています。
また、月に一度、一緒に勉強している方と会うことも楽しく、普段の仕事の振り返りの場になりますのでめりはりがついてよかったと思います。
内容がぎゅーっと詰まっているので、後期の講座もあっという間、という感じはありますが、自分で気づかなかった課題を与えてもらっており、今後一つ一つ、自分の中に取り込んでいこうと思います。
講座を通して出会ったセラピストの方々の顔、初めてお会いした時は、自信にあふれているようにも見えたし、何より笑顔がみなさん素敵。
その刺激に味をしめて通いつつ、気づけば一年が経っていました。
前期では毎回テーマに沿ったアプローチ法を学び、“目的を持った施術”という考え方を学びました。
恥ずかしいことですが、それまで自分はなんだかんだと言いながら手順に沿って手技をしていただけだったように思います。私にとって何を知らなかったのかを知る大きな一歩です。 サロンでの施術で効果を実感できた時、お客様も違いを実感して喜んで下さり、そして自分が一番嬉しかったのを覚えています。
より一層身体についての興味が沸いたし、それをワクワクと楽しめたことが自分の生活においても活力となりました。
後期での医療・介護の現場に携わる先生方の講義は、タイ式セラピーのあり方について探る貴重な時間でした。
私の住む地域は高齢者が多く、デイサービスの施設も多くあります。
実際にタイ式セラピーを受入れてもらえるようにする為に、少しずつでも接点を増やしながら、いつか施設で施術ができたら良いと考えています。私には治療はできません。医療行為も出来ません。いったい何ができるのか。
自分をじっくり見つめる時間をつくる手伝いはできるのではないかと今は考えます。
共有する時間の中でのマッサージの結果として体に起きた変化を一緒に感じていければそれは私にとって幸せなことだと思います。
講座を通して、ひどく筋肉痛になって自分の体について気づかされたり、癒されたりと色々ありましたが、考える機会を持てたことはとても有難いと感じています。
どうやって講座のサイトにたどり着いたのかも今は忘れてしまいましたが、受講を決めた自分に感謝。
受講生の方々との出会いに感謝。
何よりも講座を立ち上げて下さった研究会の皆様ありがとうございます。
「面白い!」と興味をひかれるままに通っていたらいつの間にか皆勤賞でした。こんなこと、今までの人生で初めてかも!
自分がサロンで日々施術しているタイマッサージを「タイ流・心身の調整療法」である「タイ式セラピー」として、リラクセーション、コミュニケーション、介護、看護、治療、リスク管理、セルフケア等々、いろんな角度から見つめ直しながら、「タイマッサージで何ができるか」ということを考え続けた日々。タイマッサージを取り入れて活用されている各分野の専門家の先生方のご指導も受けられ、とても濃い勉強ができた一年でした。
受講半ばを過ぎた頃から、講座で学んだことを留意しながら実際に身近なクライアントにタイ式セラピーを行って研究レポートをまとめていきました。どうしたら生活の中に息づかせ、継続させていけるのか。身体の部位だけではなく、相手の背景にあるものも考慮しながらどう働きかけるべきか…。セラピーを行うたびにいくつもの課題が浮上すると同時に新たな発見もあり、とても貴重な、有意義な経験になりました。受講生各々が様々な症例に取り組んでおり、その研究レポートは今後の参考になりそうなものばかりで心強いです。
一年前、受講を決めた頃に東日本大震災が起こり、想像を絶する出来事の連続に、被災者ではない自分もかなりショックを受けました。しばらくの間不安定な気分になったりもして、個人的にも「安心」「安全」を感じさせてくれるような存在、心身ともに寄り添うようにケアしてくれるような存在に対して強いニーズを感じました。「臨床タイ式セラピスト」とは、まさにこれからの時代に求められるような存在ではないかと思います。
あれから一年。臨床タイ式セラピストとして、去年の今頃よりも「できることがある」という確かな自信を感じながら、この一年の間に勉強・経験したことを携えて、まずは4月下旬の被災地ボランティアに参加する予定です。臨タイ本講座を受講したことは、いろんなことのきっかけになりそうです。
私は終の住処である高齢者施設で介護の仕事をしております。
私自身、腰痛予防の為に始めたヨガからルーシーダットンを知り、ゆっくりと自分の身体と向き合いながら行うタイ式ヨガに興味を持ち調べていく内に仕事に生かせるのではと思い、臨床タイ式セラピスト養成講座にたどりつきました。
ITM 渋谷スクールにて1年間セルフケアコーディネイターコースを受講しその後臨床タイ式セラピストコースを終了しました。
施設での高齢者は何かしらの病気を持ち、家族と離れその為不安感を大なり小なり抱えています。そして関心ごとは自分の身体の事が多いです。
臨床タイ式セラピストコースでは身体と心が繋がれていることを知り、その為に必要な基本的な考え方から疾患、薬学、介護学など充実した内容の講座を学びました。
タイ式セラピーを取り入れることによって、身体と心のバランスがとれてその人らしい生活をおくることができる様に思えます。
講座を終了して思った事は、 仕事内容は違うものの、臨床タイ式セラピストには高齢者へのアプローチが似ている面と参考になる部分がとても多いということで、それを学べてとても充実した一年間でした。
私事ではありますが、今後は現職場でのどう生かせられるかという事が課題です。
これから臨床タイ式セラピストの活動の場が社会で広がっていく事を願うと同時に各先生方、事務局の方には感謝いたします。
年老いていく両親。そして私自身もさることながら、これから益々高齢化していく世の中で、タイヨガ、ルーシーダットンも活かして何か私に出来る事はないものか?と思い始めていた時、臨タイのHPでマイペンライヨガ体操を知りました。
内容を読んだ途端、直感で「これはいい!学びたい!」と思ったのです。それは作業療法士の監修のもと開発された臨タイ・オリジナルの『新しい介護予防プログラム』であること、何よりタイ語の「マイペンライ」(気楽に行こう)という意見を持つヨガ体操であることに気持ちが軽くなり惹かれたからです。
二日間にわたる講座は一日6時間。各日集中できる様に凝縮された深い内容で、人の身体に触れる仕事柄、知っておきたい解剖生理学の基礎知識が学べるのも魅力でした。 実技では、講師からのレッスン後、それを参考に一人ずつポーズを担当し指導を実践。その夜は一人で何度も妄想レッスンしました!
翌日、受け持った3種類のポーズをお披露目レッスン。緊張の瞬間ですが、これから様々な現場で人前で実践指導していくには必要不可欠な第一歩でもあります。はたして昨夜の一人練習のおかげで、前日よりうまくレッスンができました。良い所と悪い所を評価してプラスになる様、しっかりアドバイスもくれるので安心して修了することができました。その上、講師ミユキさんによる45分のプログラムDVDが付いているのでとても心強く、受講後は“善は急げ”と約一か月間で審査に必要なケーススタディのレポートをまとめ、提出してほどなく合格することが出来ました。
さて、いま私は自宅にて紹介制サロンを創めております。お客様とのご縁がございまして、精神障がい者の自立支援などを行っているNPO法人の施設にて、先ずは30代~50代スタッフの男女の方々にレッスンさせて頂きましたところ、「気持ちよかった」「つい寝ちゃった」「スッキリした」など嬉しいお声を頂戴できました。また、参加された女性2名様からは、その晩ぐっすり眠れた!との報告も頂けました。これはもう高齢者の方だけでなく、年齢に関係なく効果を実感できるプログラムと言えると思います。そして翌月からは利用者さんへも定期的レッスンを!とご依頼を受けることが出来ました。
本格レッスンはこれからで課題も多いですが、今後はあらゆる分野で幅広く展開していけたら、そして少しでも皆さんの心と体をつなぎ、ゆるめ、7つの願い一つでも多く叶いますように、お役にたてることを切に願います。
もちろん、マイペンライの気持ちで楽しんで!北海道の認定第一号者として、この十勝・帯広からも発信していきたいです。
マイペンライヨガ体操に興味を持ったのはもう1年以上前。
元気な母がこれからもますます元気でいてくれたらいいと思いつつ、日々に追われてなかなか受講できずにいました。
ところが、昨年、母が転んで大腿骨骨折、人口骨挿入手術、リハビリと、まさかの出来事。
最近つかれている様子の母を気にしながら、セラピストがそばにいながら何も予防ができなかったこと、確実に人は老いるのだ対策は誰にも必要なのだと大きなショックを感じながら実感しました。
退院して在宅の母を一人にする不安の中の受講でしたが、実際に受けている間、浮かぶのは一緒にこれからも健康で楽しく暮らしていこうねという明るい希望。そして、タイ古式マッサージのセラピストがこれから何ができるだろうという模索でした。
1日目。
講師のミユキさんから、高齢者のための現場で何が求められるか、何を注意しなければならないか、豊富な体験から実際のお話をたくさん聞き、地元に帰ってから何ができるかを考えさせられました。
それからマイペンライヨガ体操をまずは受けてみてください、と始まった体操体験をさせていただきました。
・・・ とても優しくて穏やかな体操で、なのに結構いい運動になるな。
まずそう感じました。
高齢者でなくても、受けて手ごたえのあるもので、対象者はひろいでしょう。
でも、様ざまな状態の方が集まった場合、どのように対応していけばいいか。
さあ、ここからが大変。交代しながら実際に誘導するレッスンが始まり、自分の番になるともう頭は真っ白になりそう。どうしよう。
一つ一つ、ミユキさんに指摘を受けながら、試行錯誤の繰り返しでした。
2日目。
高齢者への指導に必要な体の理解。
座学です。はい、こんなに集中して先生の講義とテキストに取り組んだのは初めてではないか!というくらい頑張りました。
というより、興味のある話ばかりで、それだけ集中できたんです。
本来なら何年もかけて医療従事者が学ぶこと。現在、先生が高校生?に半年で教えてらっしゃるそうなんですが、その内容を、ギュギュっと教えていただきました。
今まで何となくわかってるような知らないような感じだった自分の状態を知り、学ばせていただいた貴重な時間でした。
最後の実技とペーバーのテストは緊張しました。
講師が高齢者役になって、わざと難しい発言をされました。
これから大勢の方の前に立つとき、それこそ気づかなければいけないことでした。
繰り返し練習する大事さ。経験の足りなさを強く感じました。
これから少しずつ積み重ねていきたいと思います。
3回のレポート提出のために受けてくださった方々に感謝しています。
みなさん、ありがとうございました。
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